大学4年間の社会学が10時間でざっと学べる を読んで
普段、私と違う学科の人と話すのですが、
彼ら彼女らの話す内容にはしばしば惹かれるものがあります。
この本を取った理由は、そんな彼らが学んでいる社会学がどんなものか知りたかったからです。
理系の私からするとかなり抽象的なものや、主観的な内容に慣れないものもありましたが、今まで持たなかった新しい価値観を手に入れることができました。
その中でも「本当に役立つのは薄い人間関係」というものが私にはとても響きました。
実は深い人間関係と言うものは得られる情報が限られ、また、同じ集団に属していることが多いです。
ですから、薄い人間関係は全く新しい考えをもたらしてくれるそうです。
こんな発送は普通に生きてきてあまり生まれるものではない気がします。
だから、社会学のもつ観点にとても感動しました。
このように、社会学には今までの感性を真っ向から
否定する性質があると思います。
気になった方はぜひ読んでみてください。