どうすれば本当においしい料理店に出会えるかを読んで

 大学の図書館で何となく手にとって読んだこの本ですが、本来の料理店のあるべき姿にも触れていて、あまり日本では感じ取れない考えに圧倒されました。

 この本を通して私は自分の価値基準を自分で定めることの大切さに気付きました。皆さんは普段よくいく料理店になぜ行くのでしょうか。理由は様々だと思いますが、友達にお勧めされたり、行列ができていたからだったり、SNSでみかけたりなどだと思います。

 その過程で、心の底からおいしいと思えればそれでよいのですが、果たして、その過程で見つけたお店は周りの影響でおいしいと思っているのではないでしょうか。

 こういう料理がおいしいと食べる前から自分で定義するのは難しいことですが、普段の外食で少しでもこの考えを持てば、ワンステップ進んだ楽しみ方をできるかもしれませんね。

 

さて、自分で価値基準を定めることは料理店以外でも大切なことではないでしょうか。

いつも同じように生活していて、刺激がないと思うこともあります。

でも、自分の中で、例えば家族みんなで食卓を囲む瞬間を幸せだと定義すれば、普段から手ごろに幸せを享受できる気がします。

ちなみに私の幸せは新しい本の出合うことと、星がたくさん見えるところに行くことです。

皆さんも幸せの定義をぜひ作ってみてください。